13.忍びの国


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出演:大野智、鈴木亮平、石原さとみ、伊勢谷友介
映画館:シネマイクスピアリ
鑑賞日:8月13日

予告編で想像していたのとはかなり違って、ちょっと深い内容の映画でした。

大野君らしい飄々としながらもちょっととぼけた演技から、コメディー色が強い時代劇くらいに思っていましたが、なんのなんの、伊賀の忍びの者たちの、いや、人間の強欲さがこれでもかというくらいに表現されていて、ただの娯楽映画ではなくとても見ごたえがありました。

ただでは決して動かないが、金を積めば何でもする、たとえそれが同族の者を殺めることであっても。
それが忍びの国で暮らす者たちの宿命。
「忍者」って、こんな人たちだったんだ。。。と、初めて知って、かなり衝撃的でした。

大野君と鈴木亮平さんの決闘シーンは、3日間かけて撮影されたそうですが、インタビューで鈴木亮平さんが語っていたのは、「ストイックに練習を重ねてきた自分対して、役と同じように飄々とした大野君の様子に、唖然とした」というようなことでした。

戦闘シーン満載の中、その身体能力の高さと、戦いの最中に時折カメラ目線になってとぼけた表情をする大野君の演技で、シュールな場面なのにふっと息をつかせてくれる瞬間もあり、2時間があっという間に過ぎました。

女房役の石原さとみさんのその強さと美しさと、哀れな最期とが対称的に描かれていたのがとても印象に残りました。

もう一度リピートしてもよいかなと思えた映画です。

・・・naomi・・・










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# by naomichan_2 | 2017-10-09 23:41 | 映画・ドラマ | Comments(4)

12.パイレーツ・オブ・カリビアン ~最後の海賊~

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出演:ジョニー・デップ、ハビエル・バルデム、ジェフリー・ラッシュ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
映画館:シネマイクスピアリ
鑑賞日:7月8日

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズはすべて観ていますが、その中でも秀逸だと思いました。

始まりからジェットコースタームービーさながらの面白さ。
ジョニー・デップ扮するジャック・スパロウも、相変わらずの絶好調で、あのメイクのせいか年月を重ねても少しも変りなく、縦横無尽に走り回ってくれる様子が最高でした。

第1話では、共に戦いながらもライバル的なウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とは、諍いが絶えなかったのに、今回はその息子を気遣うジャックの親心的なシーンや、キャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)に、まさかの娘がいて、彼女のために命を投げ出していくシーンとか、冒険だけでなく親子愛のようなものが描かれていて、ハラハラドキドキするだけでなく、ジーンとさせらせた映画でした。

映像はダイナミックで、十分に見ごたえもあり、大スクリーンならではの迫力でした。
見終わった後もしばらく興奮が止まらなかったことを覚えています。

・・・naomi・・・








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# by naomichan_2 | 2017-10-09 19:44 | 映画・ドラマ | Comments(0)

11.メッセージ

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6月28日 レディースデイ
シネマイクスピアリ


予告編を見たときから、ずっと見たいと思っていた映画であありました。

映像は、SF映画らしく、とても凝っていて、美しく、神秘的。

主人公の女性言語学者ルイーズの見ている夢と現実だと思っていたことが、実は彼女の予知能力によって見ていた未来の出来事だったというストーリーに、なんだか混乱させられました。

また、全世界の12の地域に突如として現れた、この米粒のような未確認物体への対処が、最終的には米国と中国がキーになっていて、「世界平和」を導くにはこの2つの大国(ロシアではなく中国というところがミソ?)が重要なんだという点がアメリカ映画らしくてちょっと笑えました。

・・・naomi・・・



















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# by naomichan_2 | 2017-10-09 19:26 | 映画・ドラマ | Comments(0)

10.マンチェスター・バイ・ザ・シー

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出演:ケイシー・アフレック、ミッシェル・ウィリアムス、カイル・チャンドラー、ルーカス・ヘッジズ
監督:ケネス・ロナーガン
プロデュース:マット・デイモン
映画館:シネスイッチ銀座 6月9日(金)レディースデイ


本年度のアカデミー賞で主演男優賞と脚本賞受賞を受賞し、他の賞でも数々のノミネートを受賞した話題の作品だけに、かなり興味を持って観てきました。
一生戻らないと決めて故郷の町を出た主人公が、兄の死をきっかけに戻らざるを得なくなった時の心の葛藤が丁寧に描かれていて、なぜ町を出たのかその悲しい理由と、彼を取り巻く人の人間愛と、少しの希望とが静かな感動につながる映画でした。

ボストンの郊外で便利屋をしているリー(ケイシー・アフレック)は、この先の人生になんの目標も希望もなく、ただ黙々と日々を過ごしている。
仕事はどんなことでもこなすが、あまりに愛想のない様子で、アパートの客ともめ事を起こすこともしばしば。。。
「F」のつく言葉でアパートの住人や雇い主の管理人とも怒鳴り合う。
住まいは殺風景な半地下の部屋。ろくな生活をしていないことがよくわかる。

ある日、兄が亡くなったとの連絡を受け、故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻っていく。
病院での彼の様子に、離れていても兄のことは慕っていたことが伝わってくる。
たった一人の理解者がいなくなってしまった悲しみと、そしてまた一人残された甥パトリックの後見人になるという現実に戸惑うリー。

映像は、数年前の、漁師である兄とまだ小さい甥と3人で、兄の船で釣りをしながら楽しんでいる様子や、リーの家族(妻と幼い娘2人、赤ん坊の息子)との会話などがところどころに映し出され、幸せそうな彼と現在の彼のあまりのギャップに、一体どんなことが起きたのだろうと不安になる。

一方、兄の忘れ形見の甥っ子は、いかにもアメリカのティーンエイジャー。
もっぱらの興味は、アイスホッケーと女の子と音楽。2人の女の子と同時に付き合いながら、悪びれる様子もない。
この”いかにも”という感じが、なんかユーモアがあって笑ってしまう。
そんな彼も、実は父を亡くした悲しみの塊が胸の中にあって、ふとした時にこみあげては爆発してしまう。

町に戻りたくなかったリーと、父を亡くしたパトリックが、色々なことが片付くまでの同居生活の最中にお互いの気持ちをぶつけ合うことで少しずつ歩み寄っていくのだが...

リーが町を出ることになるその理由がなんとも痛ましい事故だったことが、回想シーンで明らかになってくる。
それは、リーが自宅に大勢の仲間を呼んで酒にドラッグにと真夜中まで大騒ぎをした挙句、皆が帰った後に一人コンビニエンスストアまで買い物に行っている間に火事が起きてしまうのである。
戻ってきたときには、自宅は業火に包まれ、妻が「子供を助けて!」と泣き叫んでいる。
子供部屋が寒いからと暖炉に火をくべたまま、薪のストッパーをせずに出かけてしまったことが原因だった。火事は幼い子供3人の命を奪い去ってしまう。

その後、憔悴しきった様子で警察署で事情聴取を受け、「誰もが起こしうる不注意のせいなのだから自分を責めるな」となだめられても、自分自身を許せないリーが取った行動は、警官の拳銃を奪って自分の頭に向けて引鉄を引こうとする。複数の警察官に取り押さえられて未然に防ぐことはできたのだが、このシーンはかなり胸が痛かった。

描かれてはいなかったが、きっと子供を失い半狂乱になった妻からもありとあらゆる言葉で責め立てられたであろうことが想像できる。その後、兄や兄の友人がリーを気遣うのだが、彼はどんどん心を閉ざしていき、結局町を出ていくのである。

時が経って、再会した元妻も、再婚し子供が産まれたことで、リーのことを許せるようになり、あの頃の自分の態度を謝罪する。兄の親友もリーのことを気遣い、労わりの言葉をかけてくれる。
しかし、時が経っても、心の傷を癒すことはできず、甥の後見人になることも放棄して、ボストンに帰っていくことになる。

ただ、甥とのかかわり、兄の思い、元妻や兄の親友とのかかわりの中で、少しずつ心を開くことができ、殺風景だった半地下の部屋に甥が遊びに来られるよう家具を揃えるよ、と告げたことが、これからの彼の人生に小さな灯りがともったようで少しほっとした。
「癒えない傷も、忘れられない痛みも。その心ごと、生きていく。」
そう決心したリーの幸せを祈って。。。
重たいテーマの映画でしたが、見ごたえがありました。

最後に、この難しい役を見事に好演した主役のケイシー・アフレック(ベン・アフレックの弟)は、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞ほか各賞の主演男優賞を独占したそうです。

・・・naomi・・・







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# by naomichan_2 | 2017-07-17 22:44 | 映画・ドラマ | Comments(6)

9.光をくれた人

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出演:マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズ
監督:デレク・シアン
映画館:シネマイクスピアリ 6月7日(水)レディースデー

この映画を見たのが1か月以上前
今思うと、この映画の記事を書くのに躊躇してしまい、その後のブログアップが止まってしまいました。
時期が過ぎてしまうと何を躊躇していたのかも忘れてしまいましたが...(笑)
「世界中が涙したラブストーリー」といううたい文句に、期待値が高すぎたからかな...?

悪くはない映画でした。
が、あまりに「作られた話」すぎて(映画なんだから当たり前なんですが)あまり共感できないまま見終わりました。

~思いっきりネタバレです~

第二次世界大戦後、戦争から復員してきたトム(マイケル・ファスベンダー)が志願したのが、孤島にある灯台守。
絶海の孤島であるその島に住む人は自分以外に一人もおらず、仕事は灯台のメンテナンスと毎夜灯りを照らすこと。
前任者は、あまりの孤独に耐え切れず精神的な病を患い入院してしまい、その後任としてやってきた。

戦争の体験以上に悪いことはないということなのか、ただ淡々と寡黙な様子のトムに対して、灯台守の世話役となる家族の一人娘イザベル(アリシア・ヴィキャンデル)は、若くて美しく快活な女性である。
彼女も二人の兄を戦争で亡くしていて、自分の生き方を模索しているところであった。
二人は手紙をやり取りするうちにお互い惹かれ合うようになり、結婚をし、孤島で暮らし始め、そして子を身籠る。

この島の自然の描写はとても美しく、そしてとても厳しい。
あるひどい嵐の夜、トムは灯台の様子を見るために出かけていく。トムを見送った後、嵐の激しさはどんどん増してくる。
そんな時イザベルを激痛が襲う。必死にトムを呼ぶのだが当然聞こえるわけもなく、あまりの苦しさにトムのいる灯台まで後を追うイザベル。外の階段を這うように昇っていくイザベルを激しい雨と風が打ち付ける。
しっかりと閉じられた灯台の扉を叩くのだが、風と雨の轟音でかき消されトムには全く聞こえない。
一方、トムは家の窓に灯るあかりを見ながらイザベルのことを想っている。
嵐が止んだ次の日の朝、灯台を出ようとして扉の前に倒れているイザベルに気づいて驚愕するトム。。。

あの嵐の中を出ていけば当然こうなるだろうし、自分だったらどうしただろう。
う~ん、まず、医者もいない孤島についていくとは言わないだろうなあ。

こんな風に最初の子供を失い、2度目の子供も流産してしまう。
傷心のためふさぎ込むイザベルとトムのもとに、ある日、小さなボートが流れつく。
その中にはすでに亡くなっている男性と、産まれて間もない泣き声を上げる女の赤ちゃんがいた。
(なぜ赤ちゃんだけが無事なのか?)

届け出ないといけないと主張するトムだが、自分の子供の代わりにその子を育てたいというイザベルの強い願いに負けて、自分たちの子供と偽って育て始める。

ルーシーと名をつけたその子がすくすくと可愛らしく育った2年後、あることがきっかけで、トムは本当の母親ハナ(レイチェル・ワイズ)の存在を知ってしまう。
ハナは街の資産家の娘で(その家族にもドラマがあるのだが)、子供はきっと生きていると必死に思い続けるハナの姿を目にして、罪悪感にかられたトムは「あなたの子供は大切に育てられている」と匿名の手紙を送ってしまう。

さらに2年後、警察によって二人と子供は引き離され、一人で責任を負ったトムは投獄されてしまう。
ルーシーと会うことを禁止され、悲しみに暮れるイザベル。そしてそのきっかけを作ったのがトムだと知り、深く傷つき、トムを絶対に許さないと頑なになる。

一方、本当の母親にまったく懐くことはなく、ママ(イザベル)を想って泣くルーシーを前に途方に暮れるハナが、子供の幸せを思いイザベルにある取引をする。
ルーシーかトムか、選択を迫られたイザベルが取った行動とは...


産みの親と育ての親の葛藤と、その事情を知らない子供の感情。
ちょうどそのころテレビでは「母になる」というドラマを放映していて、沢尻エリカと小池栄子の共演が話題を呼んでいました。
子供は純粋に自分に愛情を注いでくれる「母」を慕っており、葛藤しているの母親たちの間で「どうしてお母さんが二人いたらいけないの?」という子供のせりふがこの問題のテーマとして深みを与えているのだと思うのですが、自分に子供がいたならばもう少し実感をもって映画もドラマも見ることができたんだろうなというのが本当のところの感想です。

・・・naomi・・・










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# by naomichan_2 | 2017-07-16 14:02 | 映画・ドラマ | Comments(0)


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