2017年 12月 02日 ( 4 )

17.新感染 ファイナル・エクスプレス

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出演:コン・ユ、キム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク
監督:ヨン・サンホ
映画館:新宿ピカデリー 9月20日(水)レディースデー

超特急という閉鎖された場所で、謎のウイルスに感染した人たちが次々と凶暴なゾンビに変貌し襲い掛かってくる。
主人公たちがそれぞれの愛する人を守るために命がけで闘う恐怖と絶望と勇気のストーリー。
韓国発のパニックアクションムービーです。
しかし、恐ろしいだけではなく、それぞれの人間ドラマに涙が止まらないという感動ムービーでもあるのです。


道路を封鎖して行われている除染作業を、いつもの「家畜が死んだ」からという理由で気にも留めない作業員たち。
除染されたトラックがその街へと入っていく。
ドライバーがよそ見をしているときに誤って轢いてしまった鹿が、しばらくしてむくっと起き上がる・・・。
という不穏な空気のプロローグ。

本編。
ソウル発プサン行きの列車KTXに乗り合わせた、妻と別居中のファンドマネージャー、ソグ(コン・ユ)とその一人娘スアン、強面でマッチョなサンファ(マ・ドンソク)と身重の妻、高校の野球部員のカップル、老姉妹、バス会社の重役たち。

自社の利益と保身だけを考え、利益の上がらない会社からはさっさと手を引く非情なファンドマネージャーのソグ(その職業は世間からも嫌われ者のようだ)。当然家族ともうまくいっていないようで、妻は娘スアンを残して家を出てプサンで暮らしている。
自分の誕生日に一人で母に会いに行くというスアンを止められず、しぶしぶ送ることになるのだが、車内でも会社の部下と電話するか、眠りこけているだけ。

出産間近の妻を気遣うプロレスラーのような体格のサンファ。強面だが妻には頭が上がらないようだ。

高校の野球部員たちの間に、女子マネージャー(?)が割り込んできて、意中の彼の隣に無理やり座り込み、それを他の部員たちがにぎやかにはやし立てている。

周りに気を使ってばかりいる姉と、なんでもはっきりともの言う妹の老姉妹。

そして身勝手で傲慢なバス会社の役員。

それぞれの理由で同じ列車に乗り込んだ人たちの人間模様がリアルに描かれていて、これから起きる悲劇をどう受け止め対処していくのかが注目されるところです。

悲劇は、プサンに向けて出発する列車に飛び乗った一人の女性から始まる。
その女性が感染したウイルスを発症すると瞬く間に車内に感染が広がっていくのだが、車両ごとに感染とパニックが広がっていく様が実に恐ろしい。

他の車両から悲鳴を上げながら人が逃げてくる。
しかし、一体何が起きているのかはわからない。
なんだなんだと思っているうちに、感染した乗客たちが次々と凶暴になって襲い掛かってくる・・・

始めはただ逃げるだけのソグたちだが、追いつかれてくるうちに、娘を妻を彼女をそして自分の身を守るために、否が応でも戦わなくてはならなくなる。。。

逃走の場、戦いの場が、列車だけではなく、途中で停車した駅、そしてまた乗り込んだ列車、最後は操車場と、いつまでも続くストーリーで、終わりが見えない不安感にドキドキが止まりません。

何百人もの感染者たちが、雪崩のように押し寄せてきたり、列車に引きずられながらも、その数がどんどん増えていく様、感染した人が手や首が変にねじれながらも追いかけてくる様、どこまでが実写でどこまでが特撮なのか...あまりにリアルな映像に恐怖も倍増です。

あとからメイキング映像を見ると、列車の中や駅のホームで襲い掛かってくる人たちは、実際にスタントの役者が演じていることがわかるのですが、その役者魂に感服です。

そしてやっぱり、韓国映画らしく、重要人物はどんどん倒されていくのに、憎らしいほどに悪者のバス会社の役員は、人間の強欲さ、ずるさ、傲慢さを丸出しにして、いつまでも生き延びていくのです。

ちょっと面白かったのは、感染するスピードが人によって違うこと。
感染してからの一人一人のドラマがもう、涙もの。ちゃ~んと泣かせてくれます。

パニックムービーなのに、号泣させてくれるという、期待を裏切らない充実した内容の一本でした。

・・・naomi・・・










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by naomichan_2 | 2017-12-02 10:48 | 映画・ドラマ | Comments(2)

16.関ヶ原

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出演:岡田准一、役所広司、有村架純ほか
監督:原田眞人
原作者:司馬遼太郎
映画館:シネマイクスピアリ
鑑賞日:9月8日

天下分け目の戦い「関ヶ原」
義を重んじる石田三成(岡田准一)率いる西軍と、秀吉亡き後天下取りを目指す徳川家康(役所広司)率いる東軍の激突までを描いた超大作。

これまで、「豊臣秀吉の時代から徳川家康の時代へと移り変わる時代の転換期」「悪役の三成と正義の家康」というイメージでしたが、この作品は石田三成の「義を重んじるが故の頑なさと不器用さ」が丁寧に描かれていて、「関ヶ原の戦い」に対するイメージがガラッと変わりました。

役者岡田准一が「頑なで不器用な三成」になりきっていて、さすがとしか言いようがありません。

しかし、この映画、せりふが多いうえに早い。
しかも音響効果が悪いのか、私の耳が悪いのか、そのセリフが聞き取りずらくて。。。
あ、でも、作中で三成が、噂されている自分と茶々(淀気君)との関係について物申したせりふはちょっと笑えました。

また、ものすごい数の登場人物で、「たしか小早川秀秋(東出昌大)が裏切ったことが敗北につながった?」くらいの漠然としか覚えていなかったため、そこに至るまでの豊臣方と徳川方の人間模様を深く読み取れず、始めに原作を読んでおけばよかったと少し後悔しました。

大スクリーンで見る映画ならではの合戦シーンは迫力があって見ごたえ充分でした。

原作を読んでからもう一度見てみたいな。

・・・naomi・・・









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by naomichan_2 | 2017-12-02 10:47 | 映画・ドラマ | Comments(2)

15.君の膵臓を食べたい

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出演:浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子
原作者:住野よる
映画館:シネマイクスピアリ
鑑賞日:8月20日

衝撃的なタイトルとその中身のギャップが話題になった小説を実写化した青春もの。
大人になって母校の高校教師になった僕(小栗旬)が、閉館する学校図書館の書庫整理の最中に12年前の高校生時代を思い出していく。

当時の同級生で明るく可愛らしいクラスの人気者、山内桜良(浜辺美波)は、実は重い膵臓の病気を抱えていて、余命あとわずか。
が、親友も、「僕」も、クラスメートの誰もそのことを知らない。
偶然、桜良が闘病記を綴った『闘病文庫』を見てしまった「僕」と彼女の数か月。

ヒロイン役の浜辺美波の声が、しゃべり方が、表情がとても可愛らしい。
今どきのというよりは、ちょっと昭和のアイドル(?)的な顔立ちだと私は思うのですが、この映画のヒロインにぴったりはまっていました。

映画「ワン・デイ」もそうでしたが、
こちらも、明るい彼女に振り回される覇気のない彼、という構図(笑)

で、タイトル以上に衝撃だったのは、桜良の最後。
え、こんなことが!うそ!という感じでもう悲しすぎてびっくり。

12年後の僕と桜良の親友恭子のストーリーもとてもよくできていて、衝撃的な内容でしたが、胸に残る映画でした。

・・・naomi・・・










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by naomichan_2 | 2017-12-02 10:17 | 映画・ドラマ | Comments(0)

14.ワン・ディ 悲しみが消えるまで

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                    写真:映画.comサイトより
出演:キム・ナムギル、チョン・ウヒ
監督:イ・ユンギ
映画館:シネマート新宿
鑑賞日:8月14日

愛する妻を亡くしてから無気力な日々を送る保険調査員のガンス(キム・ナムギル)と、彼が担当した交通事故の被害者で、2か月も昏睡状態でいるミソ(チョン・ウヒ)の偶然だけど深い意味のある出逢いを描いたファンタジックストーリー。

昏睡状態の身体から抜け出したミソは、明るく快活でお茶目な女性。
ベッドに横たわるミソと身体を抜け出したミソが同一人物とは思えないくらい。
しかし、実の彼女は全盲で身寄りのない女性だった。

ミソは、調査のため病室にやってきたガンスに自分が見えていることに驚き、喜び、自分の願いをかなえるため彼に付きまとう。
ガンスも、「何だこいつ」と退けていたミソが、実は他の人には見えない存在ということに気づき、驚くが、次第に彼女のペースに巻き込まれて、彼女の願い(何かわからないのだが)を叶えるために付き合うことになる。

ミソが叶えたかった願い、なぜ交通事故にあったのか、なぜガンスにだけ彼女の姿が見えているのか。。。
ミソとの会話の中でガンスの最愛の妻の思いも重なり、ガンスがこれまで堪えていたであろう気持ちを爆発させて涙を流すシーンはもらい泣きでした。

ミソの本当の願いとは。。。
それを叶えてしまったガンス。。。

あら~~~!
というところで映画は終わります。
ネタバレになるのであまり書けませんが、一緒に鑑賞したbasiaさんと、最後のシーンのことでひとしきり盛り上がってしまいました。

キム・ナムギルのいつものあの憂いのある気だるい表情と、チョン・ウヒの明るい美しさがとてもよい組み合わせで、韓国映画らしい暗めのファンタジックな世界でした。

・・・naomi・・・










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by naomichan_2 | 2017-12-02 09:36 | 映画・ドラマ | Comments(0)


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